中国の懸念ー1 農地の荒廃対策への王手 「兼業自作農家の育成」。だが、地主の下の小作人となってしまうのでは?

  中国は国力を高めるために
  沿岸部に特区を設け
  都市化を進めた。

  内部の農村地域から
  多くの青年層、壮年層の人たちが
  出稼ぎとして
  農地から離れていった。

  残されたのは、老人と子供で
  農業の機械化などできずに
  農地がすこしづつ荒廃していった。

  また、都市に出稼ぎにでた子供が親を呼び寄せ
  細々と維持されてきた農地は放置される。

  農業はまず土作りから始めるため
  いったん荒廃した土地を農地に還すのは
  何年もかかる。

  アメリカのように
  大胆に機械化を進めていける農家は少ない。

  このままいけば
  農地の荒廃が進み、自給率がドンドン下がる。
  国力があるため、文革時代のように餓死者を出すことはないだろうが。

  そこで、中国政府が進めたのが、
  「地方の都市化」だ。

  それによって、
  沿岸部に集中していた農村戸籍の出稼ぎ者を地方に分散できる。
  出稼ぎ者は、地方に留まって、農村にある自宅から通勤する。
  サラリーマンとして現金収入を得る。
  これまでの貧困から「消費力のある中間層」が育っていくとともに
  農業を機械化し、農地を維持する。

  兼業農家の育成である。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。