Python のデータ構造である リスト、タプル、辞書、集合

リスト(list)

  全体を[]で囲み、要素間を , で区切ったもの
  入れ子も可能
   例:
    a = [0, 1, 2, 3, 4, 5] , b = [0, 1, [2, 3]]
    len(a) はリストの長さ(要素数) 6
    len(b) の値は 3
  スライス表記
    a[i:j:k] a[i]からa[j-1]までk個おきの部分リスト
    b = a[2:5] とすると b は [2, 3, 4] のリスト
  追加(a.append) a.append(追加値)
  挿入(a.insert) a.insert(i, 挿入値)
  削除(a.remove) a.remove(要素)
  並びを逆にする(a.reverse) a.reverse()
  ソート(a.sort) a.sort()

  a = list(range(6)) # a = [0, 1, 2, 3, 4, 5] となり上記と同じリストとなる

タプル(tupple)

  全体を()で囲み、要素間を , で区切ったもの
  入れ子も可能
   例:
    a = (0, 1, 2, 3, 4, 5) , b = (0, 1, (2, 3))
    len(a) はタプルの長さ(要素数) 6
    len(b) の値は 3
  スライス表記
    a(i:j:k) a(i)からa(j-1)までk個おきの部分タプル
    b = a(2:5) とすると b は (2, 3, 4) のタプル
  不変であり、追加、挿入、削除はできない

辞書(dictionary)

  全体を{}で囲み、キー(key):値(value) を要素にして、要素間を , で区切ったもの
  入れ子も可能
   例:
    a = {‘Januar’:’1月’, ‘Februar’:’2月’, ‘März’:’3月’, ‘April’:’4月’, ‘Mai’:’5月’}
    a[‘März’] で値を参照 3月
    a[‘Januar’] = ‘一月’ で値の更新
    a[‘Juni’] = ‘6月’ で追加
    del a[‘Februar’] で削除

集合(set)

  全体を{}で囲み、要素間を , で区切ったもの
  入れ子や要素の重複はできない
   例:
    a = {0, 1, 2, 3, 4, 5} , b = {0, 6}
    len(a) は集合aの要素数 6
    len(b) の値は 2
  和(union) a.union(b) # {0, 1, 2, 3, 4, 5, 6}
  積(intersection) a.intersection(b) # {0}
  差(differrence) a.difference(b) # {1, 2, 3, 4, 5}
  対象差(symmetric_difference) a.symmetric_difference(b) # {1, 2, 3, 4, 5, 6}
  空集合は{}ではなく、set() # {} は空の辞書

  a = set(range(6)) # a = {0, 1, 2, 3, 4, 5} となり上記と同じ集合となる

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