1.人脈を管理するってどんなこと? 前のページへ戻る 次のページへ進む


人脈
はいったいどこに記録されているのでしょうか?

ここでしょうか?

 自分の人脈は自分の記憶の中
会社関係の人脈は生き字引さんの記憶の中

 でも、人間の記憶なんて生ものです。
忘れてしまうなんてことは当たり前。全てを完璧に記憶するのは無理でしょう。

      
 例えば、アイドルのコンサートに行き、楽屋でサインをもらったなんて話を聞くことがありますね。
 その人たちは、どうやって楽屋に入れたのでしょうか?
 アイドルの友人、スポンサーの関係者、会場スタッフの知り合い・・・つまりはコネクションを知っていたということですか。
 同様に、狙ったターゲットに営業をかけるにしても、飛び込みと有力なコネクションからの紹介では成約率が格段に違います。
 そのためには日ごろから人脈情報を収集・蓄積し、ベストタイミングで使えるルートを把握しておく必要があります。

ミシガン大学ビジネススクールシリーズの『ソーシャル・キャピタル』(人と組織の間にある「見えざる資産」を活用する)で著者のウェイン・ベーカー教授が、幸運というところで次のように書いています。

幸運は決して偶然ではなく、実は必然的なものである。運の良い人は「クモの巣のような情報網」を構築しており、多種多様な情報をキャッチし、タイミングよく行動するチャンスを増大させていることが数々の研究によって証明されている。このような人々は、直線的ではなくジグダグ方向に進むことで、利益を得る偶然のチャンスに巡り合っている。(中島豊訳 ダイヤモンド社)
      
 人脈を図にしてみましょう。ひとつの玉を1人とすると・・・
 誰と誰がつながっているかを正確に切れ目なく表すのは、書類上ではほとんど不可能です。
 この図では、1人はせいぜい2,3人としかつながっていませんが、本来人脈は同窓・同僚・趣味グループなど、非常に複雑です。

 人脈の管理が必要だとわかっていても、これまではその複雑さゆえに人の記憶に頼ることしか出来ませんでした。

さて、人脈をパソコンで管理するなんてことが出来るんでしょうか
 
TSL
 e-mail:tentenimoimo@gmail.com
Copyright (C)2000-2024 Akemi Tsuyuki All right Reserved