2.人脈管理と顧客管理の違いとは 前のページへ戻る 次のページへ進む

             顧客管理                         人脈管理
       
一般的な顧客管理は一人一人の顧客を個別に管理するカード型です。
 この中に顧客カルテ情報や履歴情報を持っています。
 カード型ですので、顧客同士のすべての関係がつながっているわけではありません。
 データの中に紹介者という項目があれば、そこに登録された顧客番号のデータにジャンプしてデータを操作することは出来るかもしれません。
 しかし、紹介者(知人)が複数だった場合はどうでしょうか?
 そしてその人たちにも複数の知人があり、またその人たちにも・・・とても一度に見ることは出来ませんね。

 さらに!その知人同士にも知人関係があったなら...あぁ、もうゴチャコチャでこんがらかってしまいますね。

   それが人脈です。
      
 最も顕著な例でいえば、「笑っていいとも」のテレフォンショッキングのコーナーでしょうか。
 日替わりでお友達を紹介していきますが、1年も経つとまた同じ人が呼ばれたりします。またそこから別ルートの友だちの輪が出来上がっていきます。友だちの友だちを手繰っていけば、世界中の人がつながってしまうでしょうが、とりあえず「笑っていいとも」は日本の有名人の範囲で循環しているようです。
      

 個々の顧客を綿密に管理するのが顧客管理。
 それに加えて、それぞれの関係までしっかり管理できるようにするのが人脈管理です。
 受け身の顧客管理と戦略の人脈管理、と言っては大袈裟でしょうか?
 また、人脈管理は顧客管理ではないので、顧客以外のちょっと小耳にはさんだ情報でも入力して活用することが出来ます。名前はハッキリしないけどAさんの知り合いにはこういう人がいると言う情報も、とりあえずは仮名で登録し、Aさんに関連付けておけばAさんの近くに表示されて来るはずです。後で名前が判明したときに訂正すればいいのですから。
 AさんとBさんはお隣同士・CさんはBさんと同じ○○高校卒業などなど、どのルートにどんなコネクションが眠っているか分かりません。

 
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