5-q. リクルートや産学官連携の支援ツール 前のページへ戻る  

  春になり、初々しい新入生が入学してきて学校が少し華やかになるころ、新たな最上級生の就職斡旋に向けて、学生本人や就職担当者や担当教授の悪戦苦闘の日々が始まります。長引く不況のなかで企業は人件費という固定費の圧縮を図り、即戦力となる実務経験者をそのつど必要なだけ採用するという方針を採っています。それでも僅かづつですが新入社員を採用しています。そのなかに自分が、自分の学校の学生が入るように試みますが、なかなかうまくいきません。チャンスさえ与えられないこともあります。諦めるしかないのでしょうか。
 産学官の連携や少子化対策としての学校の特色付け、財政の健全化などこれら重要な指針は、学校内部だけで処理できるものではありません。企業との協業は今以上に重要になってきますし、国もバックアップしてくれます。(もし知合いに政治家や選挙事務所関係の方がおられましたら、「5-p.選挙対策ツール産学官連携支援でイメージアップを」も参考にして下さい)
もしこのとき企業側に卒業生や卒業生の縁故者がいたらどうでしょう。

  ○もしその企業に役職についている卒業生がいたらどうでしょう。
  ○もしその方を担当した先生がまだ学校にいたらどうでしょう。
 その方を通してある程度内情がわかるかもしれませんし、人事部の方へ口をきいてくれるかもしれません。社内でそれだけの地位と力を持つには、通常それなりの勤務期間や実績が必要です。
 ただ先生方の記憶に残っている生徒は、非常に優秀な生徒や特異な生徒など、一部の生徒です。それも卒業後数年の間です。卒業生が力のある役職につくのは、10数年以上の時間がかかります。卒業者名簿も用意されていますが、個人的に接触を図りたいと思った者からすれば、なんとも心もとない内容です。
                           

 人脈管理ソフト「いもづる君」は卒業年度で関係つけるだけでなく、担当の先生、同級生、所属クラブ、就職先、有力な縁故者などさまざまな関係をクモの巣のように繋ぎます。それらの情報を、学生本人、先生、総務の就職担当者の方々が利用できるようにすれば、以前より遥かに無駄なく効率良く就職先をみつけだすことができます。学生本人にとっても、またその他の人々にとっても毎年繰り返すこの1年近く にわたる重しと気苦労を少しでも軽くしてあげることは学校側にとっても意義のあることです。そしてこれにより確かな情報網が育っていきます。
○いもづる君のネットワーク対応版では、
    2者間の関係を複数もつことができます(卒業年で、担当教官で、同じ 会社でなど)
    卒業年度や学部など、同じ関係を一度に多数の人に対してできます (1:nの関係付けが可能)
    グループ化が容易にできます。
    一括メール発信も可能です
また、つながり検索では、2人の間の関係の検索が可能ですので、異動の多い卒業生と担当者の検索などに使えるのではないでしょうか。

 今後は、どういう卒業生がどういう企業にいるのかという記録を残していくだけでなく、プライバシーを考慮しながらも、卒業生個人個人に関係する情報 を蓄積していき、有力な卒業生、頼み甲斐のある卒業生など、学校の財産となる○○学校人材ネットワークシステムを構築することが 必要な時期に来ているのではないでしょうか。

 
       
TSL
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