先日の林先生の初耳学での算数の問題について、こういうことも考えられるのでは。
テレビの番組内で取り上げられた算数の問題:
1.直方体の体積を求める掛け算で、森先生と話し、体積は変わらないのだから、
掛ける順序はどうでもよいのではないかと、
A×B = B×A なのだからと。
もしかしたらその小学生は、体積の出し方が分からなくて、とりあえず数字を掛けただけなのかもしれない。
その可能性もあるのではなかろうか。
もしそうなら、三角形の面積や台形の面積では、÷2という表に出てこない数字が必要になり、
また円錐などの体積でも単に表に出ている数字を掛ければよいわけではない。
先生はそのあたりを考えたのかもしれない。
2.足し算の結果、9 か 9.0 かについて
森先生は、できるだけ簡潔に書けという条件を与えていれば、9.0 を減点するのは良いが、
何も書いていなければ、どちらでも良いのでは
と言っているが。
3+6 = 9, 2+7=9 など整数の世界の足し算なら、9 は9以外のものではないのこれで正解
番組内の問題のように
5.1 + 3.9 = 9.0 の場合、小数の世界のため
9 には、8.8 ~ 9.2 の可能性がある。
よって、9.0 と厳密にするのが正しいように思える。