数台のモバイルと5名で、毎週打ち上げーー日本のロケット開発

宇宙航空研究開発機構(JAXA)は小型衛星向けの新型固体燃料ロケット「イプシロン」を8月にも打ち上げる。06年に廃止されたM5の後継機で、国産の新型機は液体燃料を使う主力機のH2A以来、12年ぶりになる。

 低コストと効率性が売り物で、本格運用時の打ち上げ費用はM5の半分の38億円を目指す。パソコン数台による機動的な「モバイル管制」が可能で、M5で100人規模だった管制員はわずか5人程度に。
ロケットが自動で機体点検を行うなど、従来の概念を一新する国産ロケットの切り札的な存在だ。

(産経新聞 電子版 2013.5.19 より)

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