恐竜の絶滅を招いた隕石の落下は、銀河系を覆うダークデイスクのせい?
ダークマター(暗黒物質)というものが、宇宙に満ちているらしい。
光を出したり、光を吸収しないために、
目に見えず、
質量を持つ何かが
我々の周りにも満ちているらしい。
宇宙を観察していると、
幾つか説明の付かないものある。
何年も前から
日本を初め、世界の科学者がその存在を捉えようとしているが、
まだ、その存在を証明できていない。
宇宙には、目に見えない6倍もの質量がものがあるらしい。
通常、銀河では、回転しているさいの遠心力と内部の重力で釣り合っているが
アンドロメダ銀河は、計算以上に回転速度が速い。
そうすれば、遠心力が強すぎて、星々が散らばるはずだが、
質量を持つダークマターがそれを抑えているのではないかと考えられる。
宇宙の始まり、宇宙全体にダークマターが広がり
次第に濃淡ができるようになり、
その周りに塵や埃が集まり、
星ができていったらしい。
ここからは、ハーバード大学のリサ・ランドール博士が提案するモデルで
ダークマターが、ダークディスクを作る。
非常に薄い円盤で、銀河系全体を覆っている。
太陽系はダークディスクの薄い縁を上下しながらその中を回っている。
太陽系がその縁を通り抜けるときに
ダークマターの重力の影響を受けて、揺さぶられる。
それにより
太陽系の縁にある小惑星群(オールトの雲)から軌道を外れた惑星が地球に落ちてきたのではないか。
出典「NHKオンデマンド『サイエンスZERO 宇宙最大に謎 ダークマター 驚きの新説に迫る』」