歴史が庇護したある男について
NHKの大河ドラマ『花燃ゆ』はなかなかおもしろい。
現在、吉田松陰を中心として、井伊直弼が出てきているが、
ここで一人の男に注目したい。
まるで幕末初期の攘夷の嵐を避けさせるように
安全や所で将来の活躍の種を育てていた。
男の名前は、勝海舟。
1858年~1859年に行われた安政の大獄
この間、勝海舟は長崎に居る(海軍伝習所の幕臣や各藩からの秀才からなる学生の責任者となる。
1955年~1559年まで。ここでの他藩との人脈や外国知識が幕末後期明治維新の交渉に生きてくる)
1860年 桜田門外の変
このとき、勝海舟は遣米大使をアメリカへ送る咸臨丸の船長として、
帰国の途中で、太平洋上にいた。
この後、歴史の表舞台に出てきてくる
志を遂げようという血気盛んな若者も良いが、
時勢の端っこで自力を蓄えている勝海舟や伝習所や医学所の若者たちの姿も出て来てほしいと思う