2016年8月20日 / 最終更新日時 : 2017年2月27日 haru 脳 進化の大ジャンプー5.1 脳は集中と拡散(目の前の餌と外敵への警戒)の2つのモードを持つ 今世紀初頭以来、神経科学の脳研究は目覚ましく発展し、 脳は非常に注意深い状態「集中モード」とリラックスした安静状態「拡散モード」 の二種類のネットワークを適宜切り替えていることがわかってきた。 いずれも学習には不可欠であ […]
2016年8月17日 / 最終更新日時 : 2017年2月27日 haru 脳 進化の大ジャンプー4.1-3 思春期の脳はつながいたいという強い動機を感じている 教師は数学や歴史や科学の知識を何とか生徒の頭に叩き込もうとするが、 思春期の子どもは数式や年号や法則よりも、もっとずっと重要な問題- すなわち仲間や周囲の世界のことで頭が一杯なのだ。 だから、 勉強に身が入らなくても、か […]
2016年8月15日 / 最終更新日時 : 2017年2月27日 haru 脳 進化の流れで見ると、アドラー心理学の立脚点「人間の悩みは、すべて対人関係の悩みである」は正しい 対人関係の悩みは、アドラーがいう「誰の課題なのか」を考えることで、解決できるのだろうか? デカルトが『省察』で述べている「心身二元論」と同様に、 哲学的な考察から生まれてきたように思う。 精神医学・生物行動科学教授である […]
2016年8月15日 / 最終更新日時 : 2016年8月15日 haru 脳 進化の大ジャンプー4.3-1 自己とは、社会に調和して生きるために、進化が巧みに仕組んだ道具かもしれない 自己とは、自分自身の中心にあって、独特のものであり、 個人の目標を達成したり自己実現を果たしたりするためのものと思っている。 だが、 自己とは、私たちが集団の規範に従い、社会に調和して生きるために、 進化が巧みに仕組んだ […]
2016年8月14日 / 最終更新日時 : 2016年8月15日 haru 脳 進化の大ジャンプー4.2-2 脳の部位、ミラー系とメンタライジング系の連携 パソコンのキーボードを打つという行為は 「10本の指を上下させる」から、「文字を打ち込む」「本を執筆する」「自分の知見をたくさんの人に伝える」までの いろいろなレベルで言い表せられるだろう。 「10本の指を上下させる」と […]